時効目前!時効援用で失敗しないための注意点はこれだ

その他 2017年7月29日

債務の時効は5年という話は多重債務者でなくても知る人が多くなりました。最後の返済から5年間が無事に過ぎれば、時効援用によって借金から解放されます。念のために付け加えるなら、消費者金融やクレジットカード会社などの業としてお金を貸し出している債権者についてが5年だということです。

もしも、お金を借りている相手方が商売ではなく好意で貸してくれた一般人であれば、5年ではなく10年が正解となります。

ちなみに、債務の時効でも意味は通じますが、根拠となる民法上は「債権の消滅時効」であり、あくまでも貸した側の請求根拠を消滅させる規定です。その結果として、借りた人の返済義務もなくなるわけです。

ここで注意しなければならないことがあります。支払いをしないまま期間が経過したからといって、必ずしも援用できる状態にあるとは言えないことです。※ここでの援用とは、支払い義務が無いことを主張し確定させることです。

債権者側は、期間の経過によって債権が消滅してしまわないように、いくつかの手段を講じている可能性があります。

ひとつは、期間が経過する前に内容証明郵便で督促状を送ることです。督促状を送ることを一般には請求と呼びますが、法律上は催告と呼びます。催告をしてから6ヶ月以内に裁判上の請求を行うと、その間に期間が経過していても債権は消滅しないのです。

また、1円も払っていなくても払う義務があることや支払い意思があることを相手に伝えていた場合も、そこから期間のカウントをやり直すことになるので債権は消滅しません。いよいよ援用可能という時期になって、うっかり失敗しないように注意してください。購入はこちら⇒消滅時効の援用をしてくれる代行とは?